2011年03月01日

『中国が攻めてくる!日本は憲法で滅ぶ』早瀬善彦


  『中国が攻めてくる!日本は憲法で滅ぶ』

      坦々塾会員 早瀬 善彦

   坦々塾の皆さま、ブログをご覧の皆さまへ

 春寒ようやくぬるみ始めたこのごろですが、坦々塾の皆さまにおかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。いつもお世話になっております、日本保守主義研究会学術誌『澪標』編集長で京都大学大学院の早瀬善彦です。今回はこの場をお借りしまして、新刊ならびに日本保守主義研究会公開講座のお知らせをさせて頂きます。

 去る2月25日に、『中国が攻めてくる!日本は憲法で滅ぶ』(総和社・定価1260円)が発売されました。監修は渡部昇一先生で、坦々塾代表の西尾幹二先生もご執筆されています。なお、私も僭越ながら執筆に参加させて頂きました。

 日本は憲法で滅ぶ 表紙.jpg

 タイトルからすると中国問題、防衛問題がメインのように思われるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。中国問題というよりは、憲法問題を真剣に扱った作品で、かなり思想的に掘り下げられた重厚な議論が展開されています。

 ちなみに、西尾幹二先生は、中国という存在を、「古代専制国家体制」の構造を抱えた異常な国であると分析した上で、日本のとるべき道としての憲法改正を主張されています。時事的な話題のなかにも、きちんとした本質論が組み込まれ、さすが西尾幹二先生といった素晴らしい論考です。

 本書は、坦々塾の皆さまにもご満足いただける内容であると確信いたしております。興味をお持ちの方は是非とも、書店やネットでお買い求め下さい。何卒よろしくお願いいたします。

アマゾン http://p.tl/RQiq
セブンネット http://p.tl/YiWt
楽天ブックス http://p.tl/UK-N
出版社サイト http://www.sowa.ne.jp/kenpou/

 さて、本書の発売記念と致しまして、日本保守主義研究会では以下のとおり、公開講座
を開催することとなりました。こちらの方にもご参加頂ければ幸いに存じます。

※日本保守主義研究会 第2回公開講座
「日本は憲法で滅ぶ〜中国は攻めてくる!」

 昨年9月に起きた「尖閣事件」は“中国”という驚異の存在を国民に見せつけました。民主党政権の無策の間に尖閣諸島をはじめ、竹島、北方領土など領土問題は、深刻の度合いを一層深めています。

 なぜ、日本が尖閣問題を初めとした「日本の危機」に対処できないのか。その根本問題こそ「日本国憲法」にあるのではないでしょうか。今回は新刊『日本は憲法で滅ぶ〜中国は攻めてくる〜』刊行を記念し、日本国憲法に潜む「革命性」と、憲法9条を国防の観点からではなく、その背後にある思想、不道徳性の観点から考えます。

日時: 3月6日(日)14時から
場所: 日本保守主義研究会事務局会議室
(新宿区弁天町2番地グランドステータス寿賀原5階)
交通アクセス: 地下鉄東西線早稲田駅1番出口を出て左、早稲田通りを神楽坂方面に徒歩5分、ガソリンスタンドの向いのビルの5階です。(1階が中華料理屋のビルです)

演題: 早瀬善彦「国防意識の喪失と憲法九条
           〜護憲論者の不道徳性とアリストテレスの徳論〜」
    岩田温「日本国憲法と『革命』〜八月革命説をめぐって」

の二本立てです。

定員: 30名(定員になり次第締め切りとさせていただきます。なるべく事前にお申し込み下さい。)
会費: 1500円(資料代込み)

なお、当日新刊『日本は憲法で滅ぶ』(総和社刊、渡部昇一監修)を特別価格1000円にて販売いたします。

参加申込はこちらから。
http://form1.fc2.com/form/?id=533120


posted by 坦々塾事務局大石朋子 at 11:31| 東京 ☁| Comment(2) | ゲストエッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月20日

全共闘 池田 俊二

坦々塾事務局へのご連絡は
tanntannjyuku@mail.goo.ne.jp
 にお願いします。


   全共闘

    坦々塾会員 池田 俊二


 私は全共鬪と繋がりはないが、そのメンバーと思しき人達と昔、附合つた(自分は全共鬪世代よりも年上なので、あまり眞劍に身を入れた記憶はないが。この人達と同世代なのは、現代文化會議の佐藤松男さんあたりだらう。同會議設立の目的の一つは全共鬪と戰ふことではなかつたかと臆測してゐる)。かなりの數だつたが、仙石官房長官によく似た人が5割近くゐた。その通有性は次の2點。


 @頭の中は、基本的には占領軍に刷り込まれたことばかり。それを除けば、ほとんどカラッポ。從つて、なにかあつた時の彼らの反應はオートマチック。そこに「考へる」といふ行爲は決して見られなかつた(この@は全共鬪たる絶對條件。一人の例外もなかつた)。


 A時に、突拍子もない法理論らしいものを持出して來る。法律を全く知らないこちらは煙にまかれ、ドギマギしたことが何度かあつた。そして、そのインチキなることをあとで知り、喧嘩の場から一旦引いたことを後悔したりした。チキショウ! いつぱい食はされたといふわけだが、やがて、それほど慌てなくなつた。こちらに法律の知識がなくても、常識を以てすれば、ディベートでそれほどやられることはないと知つたからだ(とあつさり言ふと、些か強がりになるが)。

 そして、さきごろ、久しぶりにドキッとして、すぐに人から教へられ、苦笑ひした(それも暫く止らなかつた)のは、官房長官の次の言だ。「政治職と執行職では責任のとりかたが違ふ」。ウーン、さういふ區分のしかたもあるのかと、正直なところ考へ込んだ。それが全くのでたらめだと知つた(教へられた)時には、またやられたかと自分の腑甲斐なさに情けなくなつたが、同時に長官をも哀れまずにはゐられなかつた。60歳を過ぎてなほ・・・。

 鬼面人を威すことを好む生來の根性は別として、世が世ならば、その三百代言としての才能を、國の爲に正しく使へただらうにと考へると氣の毒にもなつた。つけ加へると、この人、相手に知識ありと認めた場合は、決して法律談義はやらないさうだ。


 全て外國軍の「刷り込み」に基いてゐるのだから、その判斷が正常の日本人の反對になるのは當然だ。

 もしも、尖閣で日本人が支那人に對して、よからぬことをしてゐる場面が映像にあれば、「者ども、これはなんとしても隱せ!」と號令し、逆に支那人が日本人に惡いことをしてゐる場面があれば、「これを世界中に見せろ」と指示するのが日本側の責任者の態度だらう。

 それが、仙石さんの場合、反對になつた。育つた時代が惡かつたと言ふほかない。そして、御本人が、正義は自らにありと思つてゐることは間違ひない。人を嚇したり欺いたりするやうな奴に同情する必要はないとも言へるが、その彼も時代の犧牲者であることは否定出來ない。かういふ男によつて國が誤たれるのは不幸だが、それ以前に彼自身が不幸なのである。そのことに自分では氣づいてゐないことは、餘計哀れむべきだ。

posted by 坦々塾事務局大石朋子 at 08:35| 東京 ☁| Comment(0) | ゲストエッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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