2013年01月22日

ネコでも分かる「消費税亡国論」前文 渡辺眞



ネコでも分かる「消費税亡国論」前文     
     
       渡辺 眞

昨年、民主党の野田内閣で消費税率を 2 段階で上げるという法律が通った。それは2014 年 4 月に 8%、2015 年 10 月に 10%というものである。安倍内閣は「消費税率を上げればどういう悪影響が出てくるか見極める」と言っている。

 竹下内閣の消費税導入からそして橋本内閣が 5%に上げてから、日本経済に酷い悪影響が出たのだから、さらに消費税を上げれば景気や経済は悪くなるのは明らかであり、逆に言えば消費税率を下げれば、さらに消費税をやめれば経済や景気が良くなるということをようやく気付いたのだが、それを言い出すと狂人扱いされると思って言い出せない。だから「消費税をあげればどんな悪影響が出るのか見極めたい」と言っているのではないか。この声明には重要なヒントがすでに提示されているのである。

 安倍内閣成立以来、安倍さんの政策を歓迎して(マスコミは足を引っ張ろうとしているが)円安は進み、株価は上昇している。このまま行けばこの 20 年の日本経済の沈滞・低迷と規模縮小やデフレを脱しうるのか、インフレ率の設定とお札の印刷だけで日本経済は上昇に転ずるのか。残念ながらそうはならない。消費税を上げたらたちまち日本経済は破綻する。そして安倍内閣の支持率は急落する。そうならない前に警告したい。

 昨年末、私の会社の消費税の支払いから、消費税こそが日本経済低迷の最大の原因であることに気づいて、資料を集め、グラフや表を作った。それを他人にどう説明したら、納得してもらえるのか考えてきた。それを展開してみる。

本文は、クリックしてご覧下さい。
消費税亡国論.pdf



posted by 坦々塾事務局大石朋子 at 14:59| Comment(0) | ゲストエッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月14日

第二回の全集刊行記念講演会中村敏幸


   第二回の全集刊行記念講演会

  「個人主義と日本人の価値観」を拝聴して
    

    坦々塾会員 中村 敏幸

 先生が「ドナルド・キ−ン氏を初め、日本学を研究する西洋人は皆女性的であり、西洋では生きられない人達ばかりである」と仰ったことを拝聴し、日本は尚武の国と言われて居りますが、日本文化は本来「たをやめぶり」を根底に持つ「ますらをぶり」なのではないかと思うに至りました。
 古事記によれば、皇室の御先祖である天照大御神は姫神様ですし、須佐之命の御乱行を咎めることなく、ただ悲しまれて岩戸隠れをされたおやさしい神様です。自然の恵みに抱かれて育まれた日本は、自然から一切恵みを受けない荒漠不毛の沙漠の酷烈さから生まれたユダヤ・キリスト教による対抗的戦闘的な精神文化〔和辻哲郎の「風土」三つの類型より〕の欧米諸国に対し、「たをやめぶり」を失うことなく、決然と「ますらをぶり」を発揮して戦うことを運命づけられているように思います。
 因みに、「たをやめ(たわやめ)」と云う言葉は、「古事記(上つ巻)」の岩戸隠れの段に「速須佐之命天照大御神に白したまはく、我が心清明き故に、我が生める子手弱女を得つ」とあり、また、天孫降臨の段に「天照大御神、高木神の命以ちて、天宇受賣神に詔りたまはく、汝は手弱女なれどもい向かふ神と面勝つ神なり」とありますのが初出であり、「ますらを」と云う言葉は古事記にはなく、万葉集以降のように思います。
 アメリカはペリ−来航以来今日まで、日本に対して真に友好的であったことはただの一度もなく、戦後は一貫して日本の精神的基盤の解体とアメリカの属国化を工作し、かつ、円高ドル安による為替介入、日本の米国債購入などによって日本から富を奪い続けました。
 先生は近著「天皇と原爆」の巻末に於いて「アメリカは落ち目になっているだけに、いわば手負い獅子で、これからもっと恐ろしい事態が来る危険性が控えているのです」とお書きになっておられますが、私は、昨今のTPP問題も「ワシントン会議」と同一線上にあるアメリカの策略であり、環太平洋に於いて、アメリカにとって都合の良い枠組みの構築強要を謀る、云わば「現代版ワシントン会議」ではないのかと思って居ります。
 先生はかつて「日本の孤独」という御著作を表され「日本よ孤立を恐れるな」と訴えられましたが、「これからもっと恐ろしい事態が来る危険性が控えている」今日、我が国には友好的な隣国とてなく、宿命としての孤独に耐え、自らの弱さを自覚克服し、決然と「ますらをぶり」を発揮し、眥を決して戦うことが求められており、危機は迫っているように思います。

                               以   上
posted by 坦々塾事務局大石朋子 at 17:43| Comment(0) | ゲストエッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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