2011年04月01日

『絵具と戦争』溝口郁夫



  『絵具と戦争』

    坦々塾 会員 溝口 郁夫


   坦々塾の皆さま、ブログをご覧の皆さまへ

 先月11日に発生した地震、津波、原発事故などで、皆様も色々とご苦労、ご心配されていることと存じます。日本社会の様相が一変し、その修復には長期間を要するようです。
 
 このような最中、四月上旬に国書刊行会より『絵具と戦争』を上梓することになりました。西尾幹二先生のご支援で実現しました。

 内容は、GHQが没収した藤田嗣治、向井潤吉、宮本三郎たちの残した「戦争画」や「従軍記」をベースに、先の大東亜戦争の実相の一端を明らかにしたものです。

 特に向井画伯の書いた『比島従軍記−南十字星下−』は、「バターン死の行進」が如何にウソであるかを、証明しています。

 この他、戦後GHQが没収し、昭和45年に日本に「無期限貸与」扱いで返却した153点の「戦争画」の過去、現在についても言及しています。絵と写真を数多く挿入していますので、読みやすくなっています。

 皆様、機会があれば手にとってみてください。

http://miyazaki.xii.jp/column/index34.html
宮崎正弘さんのHPでも紹介されています(事務局)


 溝口郁夫著『絵具と戦争』−従軍画家たちと戦争画の軌跡−

国書刊行会 定価2000円+税、平成23年4月上旬、発売開始

(ISBN978−4−336−05376−3)
絵具と戦争 表紙裏表紙 244k.jpg

 <目 次>

第一章 没収された従軍画家の本

第二章 従軍画家の戦争画

第三章 GHQと百五十三点の戦争画

第四章 戦争画と戦争責任
----------------------------------------------

 戦争画と彼らの従軍記が物語る「大東亜戦争の実相」

 GHQが没収した藤田嗣治、向井潤吉、宮本三郎の戦争画と従軍記。彼らは何を描き、何を記録したのか。GHQにとって何が不都合だったのか。

 作家たちが書き残した戦場の前線、行軍、捕虜たちの扱い。果たして伝えられる虐殺や虐待はあったのか!?

 戦時中の美術界の空白を埋める好著です。




posted by 坦々塾事務局大石朋子 at 17:38| 東京 ☀| Comment(3) | 新刊のご紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月08日

『サービスできないドイツ人、主張できない日本人』川口マーン惠美


  『サービスできないドイツ人、
          主張できない日本人』


      坦々塾会員 川口マーン惠美

    坦々塾の皆さま ブログをご覧の皆さま

 ドイツの川口マーン惠美です。ご無沙汰しておりますが、皆さまには、お元気で御活躍のご様子、お喜び申し上げます。さて、2月1日に草思社より「サービスできないドイツ人、主張できない日本人」を上梓いたしました。

   世.bmp


 どうも置いてきぼりを食ってしまったらしい祖国日本。勇気もリーダーシップも理念もない政治家と、元気のない国民。それに比して、戦後のスタートラインからその後の右肩上がりの時代を共有してきたドイツは、今では発言力を伸ばし、世界の表舞台で堂々と政治力を発揮できる国になっています。

 とはいえ、生活の一コマ一コマを見ると、日本の電車は未だに一分の狂いもなく発着し、宅配の男の子たちは、礼儀正しく親切で、常に駆け足で時間通りに配達してくれる。こんなことは、ドイツでは絶対に、人が空を飛ぶのと同じぐらい絶対にあり得ません。おまけに、庶民の一般教養の底辺は日本の方が、ドイツよりずっと高いのです。そう、日本もまだまだ捨てたものではありません。そもそも、暮らしていて腹の立つことが多いのは、なんといってもドイツです。民度(文化度?)を比べるなら、私は日本に軍配を上げるでしょう。

 結論としては、日本人は、世界でおそらく唯一の、性善説で生きている民族だということ。そして、私たちの大いなる不幸は、世界中の、性善説など夢にも見ないような人々と付き合っていかなければならないことです。

 抜き差しならぬこの世界で、どうすれば私たちの美点を壊さずに、しかも、攻撃的な人たちに負けることなく生きのびていけるかということを、ドイツのよいところ、日本のよいところを比較しながら考えてみたのが本書です(若干日本に贔屓目)。お読みいただけましたら、大変幸甚です。

 どうぞ、お体にお気を付けになって、お元気でお過ごしくださいませ。

 突然春のような陽気になってしまったシュトゥットガルトにて

                  川口マーン惠美

 この本を送っていただいて、題目を見たときは「何の本?」と思ったのですが、開いて見ると面白いのなんのって。

 私たちが日本で、当たり前に生活していることが、こんなに素晴らしい事だと改めて考えさせられる本です。

 帯に書いてある「ドイツから『すばらしい日本』が見えてくる!」という言葉は、「うん、もっともだ!」と私を納得させてくれました。

 内容をここで紹介するのは簡単ですが、読む楽しみを奪っては申し訳ないのでここでは多くは書きませんが、宅配便の時間指定つて日本のサービスなんだそうです。
サービスが「当たり前」と思っていたことを反省させられ、感謝しなくちゃ、と思う本です。

 ついでに、もう一つ。
男女の機微についても参考になることが書いてあります。
(プレゼントの仕方など)女心の勉強の教科書としてもお薦めです。(笑)

彼女(川口マーン惠美さん)は、ドイツとの比較を教えてくれていますが、この本を読んで私は日本の文化を(ドイツに限らず)他国と比較してみたくなりました。

     坦々塾事務局 大石 朋子



posted by 坦々塾事務局大石朋子 at 17:35| 東京 ☁| Comment(4) | 新刊のご紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。