2010年01月15日

『保守の怒り』の読後感 坦々塾事務局


    『保守の怒り』の読後感

 皇室をよく知る高名なお方から、次のような感想をいただきましたので掲載させていただきます。

         坦々塾事務局 大石朋子


 美智子皇后様がそもそもマイホームを大切にされ、帝王学にもご関心がなかったそうです。

 皇太子殿下は、それを根っこから固くご信念としてお持ちのようで、庶民の前でも愛子様をデジカメでパチパチ写されるのも、その表れ。国民へのサービスのお気持ちかもしれないが、自ら尊厳性を貶めていらっしゃる。ことは深刻だという。

 どっしりとした藩屏が居れば、そういうことをさせなかった。

 今上陛下は子供のとき、別居でさみしい思いをされたことも、マイホームの皇室つくりに大きく影響している。

 まともな帝王学も受けず、英国に2年間も御留学されたことも問題。御留学は皇后様が昔ご自身の御経験から強くお勧めされた。

 卒論テーマも「テムズ川の水運」・・これも問題。本来はせめて「英国王室の歴史」とかにすべき。東宮太夫の不作為・・・2年も長すぎる。せいぜい6か月か1年でよい。すべてが裏目に・・・

 皇室から制御装置が外されたかたちでここまで来ました。殿下はその意味で被害者であるということでした。

皇室 批判をしてはいけないというのは天皇、皇族を雲の上の人にするということで危険。

 天皇批判のあるほうが自然である。20年以上前までは「天ちゃん」という言葉も使われた。
 2.26事件以降は、天皇を雲の上の人にしたてあげた。その弊害を教訓としなくてはいけない。
大正天皇の后でさえ、皇太子(昭和天皇)に「祭祀が不足」とご注意された。皇室内でもそういう伝統が生きていたが、いまはないようだ(寛仁親王殿下は例外)。祭祀こそが天皇の本質である。

 今の皇室は「マイホーム」でいいと思っている。皇太子殿下はその風潮をさらに前進させ、愛子様の時代はもっと前進する。もしも悠人様に御不幸があって、愛子様の時代になったら、皇室は間違いなく滅びる。愛子様が民間から婿を迎えた場合(雅子妃殿下はそれを間違いなく主張、殿下は何も言えない)・・・・皇室に対する敬愛の気持ちは極度に失せて、その先は室が滅びるときである。

 皇族、とりわけ天皇には「神秘性」が不可欠。アメリカでなぜ『皇太子の窓』(バイニング夫人著)がベストセラーになったのか?それは皇室に対する「神秘性」のイメージが当時残っていたからである。日本人は、この肝心要を見失っている。皇室も・・・。

 皇族には人格はない。殿下の「雅子の人格が傷つけられている」というご発言は明らかに間違い。

 皇族に人格はない。戸籍もない。殿下は気の毒なお方かもしれない。何も大切なことを教えられないで今日まで生きて来られた。間違った子育てによって・・・

 皇室の価値は「尊厳」にある。英国王室のように週刊誌ネタになること自体、危険の第四コーナーにきたことを表わす。江戸時代の260年間、皇室が貧乏なりに武家社会で生きながら庶民の支持を享けてこられたのも「尊厳」があったればこそです。

 今の皇室を見ていると、滅び行く相撲界のすがたを見るようだ。
相撲協会は深い意味での伝統保持という相撲界の「安全保障」を何も考えてこなかったツケが表れてきている。
 天皇家の安全保障は、「尊厳」「神秘性」、そのベースは「伝統的祭祀」であり皇室外交などではない。

 西尾先生らの皇室に対する御忠言の意味は?

 この程度をやらないと皇室の危機を訴える効果は絶対ない。
このまま放置すると、残された問題は、天皇皇后の子育て批判に集中する。それは両陛下の無能批判にも通じる危険な状況である。
次のステージに向うことを遮断するのが、西尾先生の御忠言の深い意味である。
 それはけっして、皇室の尊厳を傷つけるものではない。皇室を救うものである。
 公開批判を絶対許さないという姿勢は間違いである(次のステージ行きを助長するだけ)。

 次のステージに行ったら取り戻しは難しい。今ならかろうじて間に合う。

   <了>

posted by 坦々塾事務局大石朋子 at 08:48| Comment(0) | 読書感想文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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