2009年08月31日

『「権力の不在」は国を滅ぼす』鈴木康陽


  『権力の不在は国を滅ぼす』を読んで

   坦々塾会員  鈴木康陽

日本の運命を決定する分水嶺で警鐘を鳴らす西尾幹二氏の最新著書の感想

私が最近、最も勉強させられた本は、八月中旬ワック社出版の『「権力の不在」は国を滅ぼす』と題する西尾幹二氏の著書である。即ち将来、いや明日の日本国の姿を決する最も重要であり、且つ大きな歴史の流れの中で、平和惚けして居ると、我が国の種々の決定権を他国に握られてしまう危険、いや既に、或る面は握られてしまった日本人は、今こそ自国の歴史を他国にとって都合の良い一部を抜き出した額縁で考えるのでなく、世界の大きな流れの中で、何故日本が戦争にひきずり込まれねばならなかったか等を冷静に見、誤った固定観念を破るべきだと、次々と訴えて居る。著書を読むに連れ、成る程そうだ、そう考えねばならぬと感銘した個所を朱印を記しつつ読んでいたら、ページによっては70〜80%の連続の傍線、これは西尾幹二氏が素晴らしい文化と誇りを持つ日本を、心の底から愛して居るが故に、このままでの日本の将来を心配した結果の気持ちを、率直に書いた事が痛い程理解できた。読み耽ると時間が経つのも忘れ、全ページを読み終えた時、私の間違った先入観の甘さに、ハッと気付かされ顔が赤くなる思いをした。

 著書の中で第二次大戦前、日本を保護してくれる国は無く、当時むずかしい政治、外交、軍事他全ての問題を日本独自で決定せねばならなかった日本であった事、又、時代は変わり今、村山、河野談話が、いつか世界への証文になってしまう危険さ、重国籍法が後日大きな日本に不利な傷跡を必ず残す問題、皇室、靖国他、沢山の問題について、個々に正論を記述して居る西尾氏の警告を、しっかり心に刻み、世界に誇る文化と伝統を持つ日本を、子供、孫、後世の世代に引き継ぐ責務が絶対にあると、強く教えられた感動の著書である。

              文責:鈴木康陽
posted by 坦々塾事務局大石朋子 at 13:56| Comment(0) | 読書感想文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月27日

『「権力の不在」は国を滅ぼす』大石朋子


『権力の不在は国を滅ぼす』を読んで

   坦々塾会員     大石 朋子

 国内外の諸問題だけではなく、皇室問題も権力の不在が原因であることに改めて気付かされた本であると思います。

 権威である皇室も権力に守られているという、そしてその権力の大本が日本国内に無いということは、かくも恐ろしいことか気付かされます。

 ところで私は昨日友人と道を歩いていた時に、正面から来た自転車のハンドルに私のショルダーバックの紐がひっかかり、危なく事故になるところでした。本来「ごめんなさい」「こちらこそ」で済む事かもしれません。常識で考えるなら歩行者に向かって走行するなら徐行するでしょう。
 ところが、私が文句を言われたのです。多分。
 多分と言うのは日本語ではなかった(中国語か韓国語に聞こえました)ので、何を怒鳴られているのか解らなかったからです。

 私は友人に良い機会だと思い「外国人に参政権を付与するということの恐ろしさ」を話しました。友人は現在の生活に手いっぱいで政権選択のためにマニフェストまで目がいかなかったと言いました。特に私の住む江東区は一昨年だけで外国人登録が千人以上増加しています。外国人登録数は六万人を超えています。去年のデータを調べていませんがそれ以上だと言う事は町を歩いていると聞こえてくる言語でわかります。

 今に満足しないので少し変えてみようというのでは、ワイマール時代にドイツ国民が行った政権選択と同じではないですか。

 生活習慣の違う人々と政を行う事の危うさは、歴史を学ばずとも現在のオランダの移民政策を見ればわかることです。

 多分国民の大部分は郵政選挙のときと同じでマスコミに踊らされ、支持率を見ながら「皆が良いと言う方が良いのだろう」と考えている人や目先の人参(実現可能かわからない美味しそうな話)にひかれているのではないでしょうか。

 Will今月号(p40〜)に「除名覚悟で民主政権を内部告発する!」という題で土屋たかゆき都議が、民主党の隠されたマニフェストを示されています。危惧ではなく現実なのです。

 60年安保の時、私の家は永田町の国会議事堂の前にありましたので、デモで危険だからという理由で母の実家に避難をし、戻った時には物置が無くなっていました。
安保とはお仕置きの物置小屋が燃えて無くなることなのだ。そんな記憶しかない私でしたので、国防について考え始めたのは、もっとずっと後のことですが、遅すぎると言う事は無いと、一生懸命勉強し始めているところです。

 今、自分の国を自分たちで守る事が出来ない。そして守ってくれていると信じているアメリカは自国の国益にそって我が国を利用している、利用され続けてきたことを知ってからは、我が国が本当の意味での独立国ではないことを悲しく思うのです。これも我が国には国民を導いていく正しい権力が不在だということだったのだと気付かされます。

 小泉元首相のように方向性を間違えた、国益を考えない人を国家権力の中枢におくことは、権力不在とおなじく、否、それ以上に恐ろしい事だとおもいます。

 それを取り巻く議員も、歴史に学ぶこともせず、どぶ板選挙で自己保身に走り、自分の生活のみにしか目がいかない不勉強な人が多いことも情けないことです。

 選挙事務所で応援ボランティアの方々も、マニフェストを読んで応援している人はごくわずかです。自民、民主、共に彼らは質問に答えることができません。つまり政策で選挙を戦っているわけではないのです。

 昔であれば「ご乱心の殿」を止めようとする参謀がいましたが、今はその歯止めすらありません。

 アメリカに阿る族、中国に諂う族と色々な人がいますが、その議員を選ぶのは私たち国民です。その一票を投じる人がどのような考えで国政に参加しようとしているのか、自分で判断出来るだけの知識を国民一人一人が持たなくてはならないと、この本があらためて教えてくれたように思います。

    
             文責:大石 朋子
posted by 坦々塾事務局大石朋子 at 10:43| Comment(3) | 読書感想文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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